Fsmism

個人的なアウトプットを中心に

断捨離系のライフハックは「選択と集中」である

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ミニマリスト」「断捨離」「エッセンシャル思考」……

物質過多な今の時代、こういったワードが結構飛び交っていて、これに関連するおもしろそうな書籍もわんさか出ているが、これらの言葉、考え方の根本にあるものは一言で表すことができる。選択と集中」である。

もともとはビジネス用語であり、バブル経済のあとに流行った、会社の得意な分野に資本を集中させる戦略を指す言葉である。この考え方が言葉を変えて再び現れてるに過ぎないのだ。ミニマリストやエッセンシャル思考とはつまるところ、「選択と集中」をライフスタイルに当てはめただけである。自分の得意分野を明確にし、そこに資本(時間、能力、お金など)をつぎ込む。これがミニマリズムや断捨離系のライフハックの本質である。

だから物を減らすことは手段であって目的ではない。物を減らすことに固執してしまっては、ミニマリストが本来嫌うところの物質主義に囚われている。

そして当たり前なことに、「選択と集中」はトレードオフであることが多い。何かを集中するということは何かを諦めることであるが、諦めることは意外と難しい。自分が何を諦められるかを知るには、自分と向き合うことは不可避である。

 

選択と集中」は今の時代にも有効なキーワードである。物質情報過多な現代社会において、個々人が取捨選択するスキルは生きていくうえで必須のスキルだと考える。その方法論を発信していきたい。