Fsmism

個人的なアウトプットを中心に

他人の意見を聞くときに一番重要なこと

他人の意見はどこから生まれるのか? 

世の中のライフテックのサイトやマネジメント本といったものを読む際に非常に重要なことが一つある。それらは個人的な体験・考えに基づいているということである。その体験はその人がリアルで体験したことでも、あるいはまた別の意見や読書といった形で間接的に得ているかもしれない。しかし重要なことは、それはその人が何らかの形で得たものであって、あなたのことについて当てはまるとは限らないということである。

特に成功者の意見はこういったものが非常に多い。「できる人は○○してる」とか、「◇◇してたら失敗する」とか。でもそれはその人わの体験の上で語り出していることにすぎない。

 

他人の意見と自分の意見を区別する

もちろん他人のアイデアは今までにない貴重な発見や、自分がこれからの人生において似たようなロールモデルとして参考になる点は多いと思う。でも他人の意見を聞くだけ聞いて、自分の中で咀嚼し、そして改めて自分の意見を出すようにしなくては何の意味もない。繰り返すが、他人の意見を鵜呑みにしてはいけない。それはあくまで他人の意見であって、あなたの意見ではない。自分で考えて、確固として意見を持つことが必要である。

 

私見を述べるなら、成功者の一つの意見より失敗者の集積した意見の方が価値のあることが多いのではないか。成功者の意見は多様化しやすい一方で、失敗は集積しやすいのが世の中の常である。ただ残念なことに、それらにクローズアップされることは多くない。