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個人的なアウトプットを中心に

法政トマホークス、名称を法政オレンジへ

法政のアメリカンフットボール部が名称を変更したというのはかなり自分のとってインパクトがでかい。理由がネイティヴアメリカンへの配慮がメインだからだ。

 

日本のチームが?と思うかもしれないが、ここの監督はアンダーアーマーの輸入やサプリメント、ドームアスリートハウスなどをしているDOME社の社長であり、この会社が日本の大学スポーツのNCAA化を図ろうとしているのが背景にある。アメリカの大学のスポーツ界は日本とは比較にならないほど規模も取り巻く経済規模も異なる。確かに日本の大学スポーツがアメリカのようになればそれはかなりアツいのは間違いない。NCAAにおけるスポーツは大学の象徴であり、誇りであるからだ。

 

法政トマホークスは昨年前任者の不正による引責辞任の後、社長の下でDome社が全面的にバックアップを行っている。引責辞任のきっかけになったのがDome社の役員のフェイスブックでの告発がきっかけであると私は認識していて、そこからの権力掌握は是非はともかく唸らざるを得ない。

 

話が逸れたが、今回名称変更の背景にあるのがhttps://ja.wikipedia.org/wiki/インディアン・マスコット

である。これを聞いてフットボールファンが思い浮かぶのがNFLのワシントンレッドスキンズである。ここは毎年改名論争がなされていて、ネイティヴアメリカンの方も抗議を行っているから、ポリコレ的に問題であるのは間違いない。

 

ではトマホークスがどうだろうか。これも調べて見る限り微妙なところにあるのは間違いない。上の記事にもトマホークについて言及がなされているし。

 

ここで考えるのが名称変更のインパクトである。確かに名前の変更は新しい体制の象徴になりうるし、これからの経営戦略においてのリスクマネジメントという意味でもおいしいことは間違いない。確かにトマホークスという名前に愛着がある人もいるかもしれないが、新しい名前に変えたぐらいでファンに愛されるチームが作れないようではNCAA化なんてもってのほかということなのだろう。その意味でも名称変更は面白い。

 

 

ただオレンジはないだろ。ダサすぎる。センスを疑う。どうした?果物?って感じだ。そこはもっと気合入れろよ。汎用性は高いけどさあ。

 

オレンジが愛されるチームになれるのか、今後が楽しみである。